タイヤを安全にご使用いただくために

■空気圧は適正に

タイヤの空気圧が適正でないと、以下のような危険性が生じます。

1. 路面との摩擦(抵抗)が増える事で、燃費が低下しやすくなります。
2. 接地状態が不均一になり、偏磨耗が発生しやすくなります。
3. タイヤのたわみが増える事で、操縦安定性が低下しやすくなります。
4. タイヤの温度が上昇することで、損傷・故障の危険性が高まります。

安全のため、以下の事にお気をつけ下さい。

1. 安全のため月一回の定期点検を心掛けましょう。
2. 適正空気圧は車種により異なります。その車の適正空気圧は運転席側のドア付近に貼付された「空気圧表示シール」で確認できます。
3. チッソガスの充填をおすすめします。タイヤの空気圧は時間と共にすこしづつ「自然低下」します。チッソは空気に比べ、その「自然低下」を抑える事ができます。

■ローテーションで長持ち

タイヤは前輪後輪で磨耗度合が違います。

定期的に位置交換(ローテーション)で、均一に磨耗させることでタイヤを長持ちさせる事が出来ます。

ポイント

前輪と後輪を入替える事が基本です。
約5,000km走行がローテーションの目安になります。

■溝の深さは大丈夫?

すり減ったタイヤは・・・

特に雨の日の高速道路などでは、タイヤと路面の間の水をかき出す性能が弱くなり、水圧でタイヤが浮き 上がり非常に危険です。(=ハイドロプレーニング現象)

スリップサインに注意!

乗用車では一般的に残り溝が1.6mmになると「スリップサイン」が現れます。
スリップサインが現れ たタイヤは大変危険なため法律上、使用が禁じられています。

キズやヒビ割れはしていませんか?

タイヤは非常にデリケートは消耗品です。
タイヤはゴムで出来ています。
経年劣化によるヒビ割れや小さなキズでもバースト等の大きなトラブルを引き起こす可能性がありますので、運行前点検を必ず実行しましょう。